長野県 駒ヶ岳の観光地、千畳敷カール
写真で見るより、実際行くと何倍もスケールがでかくて大迫力でした。
紅葉シーズンの3連休だったので混雑必至。
前日夜から泊まり込みとか、ロープウェイは1,2時間待ちなど…
せっかくの旅行が待ち時間で潰れるのはイヤだと思い、使った作戦も載せています。
行く前に…
【必ずロープウェイやバスが動いているか公式HPから確認しましょう】
旅行前に何回か見ましたが、結構な頻度で運休している印象です。
HP:中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ
【ライブカメラで状況を確認しましょう】
標高が高いのでふもととは天気や気温が全く異なります。
気温調節が利く服装はマストです。
紅葉や雪の状況も違ってきます。
しらび平周辺の紅葉はまだでしたが、千畳敷カールはもう終わっていました。
(今シーズンは雨が多く、葉が早くに落ちてしまったよう)
混雑回避作戦
- 出発出発地
車や公共交通機関で
- バス菅の台バスセンター
ここから先はマイカーNG
車は有料駐車場に置きバスに乗る(約30分) - ロープウェイロープウェイ しらび平駅
バスからロープウェイに乗り換え
約7分で到着 - 到着!ロープウェイ 千畳敷駅
菅の台バスセンターを使わない
多くのネットや旅行本に菅の台BCを使うよう書いてあるので、みんなここを利用しますが!
今回は駒ヶ根駅前や女体入口バス停を利用します。
菅の台BC → しらび平駅のバスは、始発が駒ヶ根駅で
駒ヶ根駅 → … 女体入口 … → 菅の台BC → しらび平駅
のルートなのがポイントです。
駒ヶ根駅前や女体入口から乗る人が少ないため、確実に座れます。
駒ヶ根駅~菅の台BCまでは約15分なので乗車時間もほぼ変わりません。
私が女体入口から乗った際ガラガラでしたが、菅の台BCで満席になりました。
駒ヶ根駅前:駅前に駐車場あり
↓女体入口:駒ヶ根ICすぐ。バス停すぐ横に駐車場あり。駐車料金は菅の台BCの半額。
今回は宿泊なので、駐車場代がより安い女体入口を利用
タクシーを使う
タクシーはしらび平駅まで乗り入れ可能で、
駒ヶ根市内~しらび平駅:5000円程度だそうです。
駒ヶ根市内のホテル送迎をしてくれるところもあるようで、大人数だとコスパもタイパもよいですね。
とにかくしらび平駅までの駐車場やバスの待ちが長いと、よく知る方がおっしゃっていました。
千畳敷カールに向けて出発
13:00 駒ヶ根IC 到着
泊まりの荷物を準備して、防寒着を装備。
女体入口の駐車場に向かう前に、車で1分のレストラン併設のお土産屋さんへ。
ここから40分程バスに乗るので、お土産を買ってお手洗いを済ませます。
13:40 女体入口よりバス乗車
1組しかお客さんがおらず、のんびり乗車🚌
菅の台BCからは満員に。
一般道でも運転したくないようなぐねぐね道を大きなバスで進みます。
運転手さんのテクニックに感動したり、景色を見ていたら一瞬です。
野生のサルがいました🐒
14:15 しらび平駅 到着
ここで千畳敷駅行きのロープウェイに乗り換えです。
バスと接続しているので、そんなに待ち時間はありません。
軽食やお土産を扱う小さめの売店があります。
わさび豚まんおいしかった!
多いときは整理券が配布され、呼ばれたら乗るシステムになっていました。
14:30 ロープウェイ乗車 千畳敷へ
ロープウェイの乗車時間は7分半
ものすごい角度で標高2600mまで行くので、耳がキーンとなりまくり(笑)
景色に見とれていたらあっちゅう間に駅が見えてきます。
14:45 千畳敷到着 チェックイン~自由時間
降りてそのまま、ロープウェイ駅に併設されているホテルにチェックイン
説明など聞いてお部屋に!
部屋に入ると見える景色がすごすぎて。
この時点で泊まってよかったと思えました。
さっそく散策へ!
スニーカーOKといえど、ごつごつした岩が多く足場は悪い。
正面は大迫力の宝剣岳、振り返れば遠くに富士山が見える、どこ見ても最高の景色
空に近い分、青空の青が濃い!これぞ千畳敷ブルー!
ゆっくり1周して1時間弱
併設カフェのメニューが充実しているので一服
その後部屋に戻って、雪解け水を沸かしたお風呂に入りました。
18:00 夕食
宿泊者全員、一斉スタートで夜ご飯タイム
詳しいメニューは宿泊した記事をご参照ください。
おいしいしお腹いっぱいで大満足です。
20:00~22:00 星空観察
夕食後は部屋でのんびりしつつ、星空が見えそうなタイミングを狙います。
この日は夕方以降くもりで、21時頃から晴れてよく見える予報でした。
情報源は:ライブカメラ | 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ の週間予報のページから星空予報のページに飛べるのでそこで確認しました。
これがなかなか正確で、予報通り21時頃からは満天の星空を拝めました。
沖縄など星空が有名な地をいくつも行きましたが、ここが1番でした。
流れ星ビュンビュンだし、ほんとにものすごい数で。
夜空に映える宝剣岳もとっってもかっこよかったです。
ただは気温ー3℃(笑)寒さに耐えれなくなるまで楽しみました。
まさに宿泊者にしか見られない特権!!
そして感動と興奮であまり寝付けず(笑)
5:30 起床、日の出を見る
昼間はにぎわっていましたが、早朝は人がいないので静かで厳かな感じ。
ひんやりとした空気も気持ちいい。
5:50頃の日の出を待ちます。
↓日の出前の静かな宝剣岳
日の出が美しいのはもちろんですが、朝日に焼ける宝剣岳かっこよすぎる…。
昨晩の星空、夜の宝剣岳といい24時間違う顔を見られるのが最高。
何度も泊まってよかったと思わせてくれます。
お正月は富士山から日が昇るようです、いつか来てみたい。
7:00 朝食
これも宿泊者一斉スタート
建物の外にはもうたくさんの人。さすが紅葉シーズンの3連休。
8:00 遊歩道散策
昨日と反対周りでもう1周散策。
同じ遊歩道なのに目に入る景色が違うので2周をおすすめします。
剣ヶ池は凍ってるし霜柱あるし寒いんだな~
耳を澄ますと氷が溶ける音が聞こえてきて情緒ありました。
9:00 チェックアウト、帰路へ
名残惜しいですが、素晴らしい景色をたくさん見せてくれた千畳敷カールとホテルとお別れです。
季節を変えてまた来ることを誓います。
帰りのロープウェイも待ちなしで乗れました。
連休だったので、反対側のしらび平 → 千畳敷のロープウェイはこの時間で既に30分待ち。
ただ、時刻表関係なくピストン輸送されていたのでなんとかなりそう。
菅の台BCの駐車場は軒並み満車でしたが、女体入口の駐車場はガラガラでした。
混雑を避ける方法まとめ
★菅の台BCではなく駒ヶ根駅や女体入口を使う
★タクシーを活用する
★宿泊する
混雑を避けた時間帯で動ける+宿泊しないと見られない景色が最高
1泊2万円、値段だけ見ると安くはないですが、その何倍も泊まる価値のあるホテルです。
こんなスケールの自然の中に泊まれて、神秘的な景色を見られ本当に充実した時間を過ごせました。
日帰りだとタイミング次第で天気が悪かったりしますが、宿泊していれば天気がいいタイミングに出会える可能性も上がります。
宿泊した部屋やホテル館内の様子、ご飯、アメニティの情報等こちらからご覧ください
上高地など長野の観光地とアクセスについては下記ご参照ください。
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